「なぜスマホで聴かないのか?」生産終了が相次ぐ時代に、自分がデジタルオーディオプレイヤー(DAP)を愛用し続ける切実な理由

ガジェット

街を見渡せば、誰も彼もがスマホを手に掲げている。 音楽も、電子マネーも、乗車券も、身の回りのすべてをスマホ1台にまとめようとするのが今のトレンドだ。

けれど、自分はどうしてもその流れに馴染めない。

「もし移動中にスマホのバッテリーが切れたら?」 改札を出ることもできなければ、連絡も取れず、決済もできない。スマホへの依存度が高すぎる現代だからこそ、自分は「用途目的に応じて端末を分けたい」と考えている。

そして何より、音楽を聴くなら少しでもいい音で聴きたいからだ。

1. スマホの容量とバッテリーを気にしない贅沢

スマホでストリーミング配信を聴けば毎月の通信量(ギガ)が削られ、本体ストレージに曲をダウンロードすれば写真やアプリの容量を圧迫する。

だが、DAP(専用音楽プレイヤー)なら話は別だ。 大容量のMicroSDカード(256GBなど)を1枚挿しておけば、CDからロスレス(無圧縮・高音質)で取り込んだ大量の楽曲データをまるごと持ち歩ける。もし足りなくなれば、もう1枚カードを差し替えるだけでいい。

スマホのバッテリーや容量の残量を一切気にせず、純粋に音楽だけに没頭できる環境。これこそがDAPを持つ最大のメリットだ。

2. 愛用機:ソニー ウォークマン「NW-A300シリーズ」

数あるオーディオメーカーが撤退や生産終了を余儀なくされる中、かろうじて残された名機がソニーのウォークマン「NW-A300シリーズ」だ。

かつてMDやCDの時代からポータブルオーディオ界を牽引し、唯一勝ち残ったソニーの歴史と音へのこだわりが、この小さな筐体に凝縮されている。

確かにスマホで聴くよりもバッテリーの減りは少し早いかもしれない。 しかし、高音質なノイズキャンセリング機能をオンにしてイヤホンを装着すれば、過酷な満員電車の雑音が一瞬で消え去り、自分だけの快適な音楽空間へと変貌する。この圧倒的な没頭感は、一度味わうと手放せなくなる。

3. 手頃な価格でコスパ重視なら「FiiO」も選択肢

「ソニーのウォークマンは魅力的だけど、価格が少し高い……」 そう感じる方におすすめなのが、ポータブルオーディオ界で頭角を現しているブランド「FiiO(フィーオ)」のプレイヤーだ。

手頃な価格帯でありながら、ハイレゾ級のしっかりとした音質を備えており、SDカードによる大量の音楽持ち運びにも対応している。 何より、ソニー製品と比べてもバッテリーの持ちが良い点も魅力だ。「まずは手軽に高音質な専用プレイヤーを試してみたい」という方には非常に賢い選択肢になる。

最後に:CDが売れない時代だからこそ「音」にこだわりたい

音楽の聴き方が配信やYouTubeへシフトし、CDが売れなくなったと言われる時代。 けれど、音楽そのものの価値が薄れたわけではない。

高価な新品CDを買えなくても、レンタルCDを上手く活用し、劣化のない高音質データとしてDAPに蓄えていく。 日々の忙しさや満員電車のストレスから自分を守るために、今日も自分はDAPの再生ボタンを押して街へ繰り出している。

コメント

タイトルとURLをコピーしました